乳酸菌サプリを飲むなら絶対に知っておきたい7つのポイント

乳酸菌サプリメントで大事なポイントを挙げていきます!

初めて乳酸菌サプリを飲む時に知っておきたいチェックリスト

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1.乳酸菌には2つの種類があります

乳酸菌の代表と言えば、ヨーグルトを思い浮かべますよね。ヨーグルトの国、ブルガリアでは毎日食べているおかげで、元気な長寿が多いとか。


しかし、日本でも乳酸菌がたっぷり含まれた食品が、昔から私たちの食生活の中にもありました。それは、お味噌や醤油といった調味料や、ぬか漬けなどです。

乳酸菌代表のヨーグルトやチーズといった、牛乳を発酵させた菌に生息しているのが「動物性乳酸菌」と呼ばれています。
お味噌や醤油などの調味料や漬物といった、野菜や大豆などを発酵させた発酵食品に生息しているのが「植物性乳酸菌」と呼ばれています。


動物性乳酸菌は、他の体内菌との共存が難しいと言われているので、腸内にしっかり届く確率がやや低めです。植物性乳酸菌の場合は、過酷な環境下でも生き抜く強い生命力があるので、生きたまま腸まで届くと言われています。

乳酸菌サプリメントを比較している色々な口コミ、ランキングサイトがありますので、こうしたサイトは購入前の良い指標になると思います。

 

2.乳酸菌による副作用の心配は?

乳酸菌を腸内に増やすことで、免疫力が高まったり、抗アレルギー対応につながったりといった利点は考えられます。逆に乳酸菌の数が腸内から減少すると、健康に悪影響を及ぼします。

ただし、腸内環境を整えたいからと言って、過剰摂取をしてしまうと、お腹がゆるくなる、といった副作用は考えられます。また、もともと乳製品に対するアレルギーを持っていると、動物性乳酸菌を摂るときには注意が必要です。


また、大きな手術をした、あるいは病気療養中であるといった場合などは、まれに摂取制限のかかるときもあるようなので、担当の医師に確認しましょう。
適量摂取することは、健康に良い効果をもたらせてくれると言える乳酸菌は、基本的に副作用の心配のない安全なものと考えられています。


3.フェカリス菌が配合されているもの

フェカリス菌の一番の特徴は、その形状にあります。多くの乳酸菌はY字型だったり、棒状だったりすることが多いのですが、フェカリス菌は球状で、その大きさも500ナノメートルというかなり小さなサイズになっています。

そのため、一度に大量の菌を摂取できるため、効率よく善玉菌となる乳酸菌を増やしながら、腸内免疫系の細胞にダイレクトに刺激を与えることができます。
そのことからも、フェカリス菌配合の乳酸菌サプリメントは整腸作用だけでなく、免疫力を向上させ、花粉症などのアレルギー症状を緩和させる作用が期待されます。



◎フェカリス菌配合サプリメント:EF-2001、EC-12など

4.ラブレ菌が配合されているもの

テレビのCMなどでここ最近よく耳にするのがラブレ菌ではないでしょうか。
正式名は「ラクトバチルス ブレビス サブスピーシス コアギュランス」。


長い名前ですから、ラブレ菌の方が覚えやすいですよね。
このラブレ菌、実は日本生まれの乳酸菌なのです。

カブのお漬物から発見された植物系の乳酸菌です。
植物系乳酸菌は環境の変化に適応するので、腸までしっかり届きます。

しかも、生きたまま届くのが大きな特長です。腸内の悪玉菌撃退に大きな効果が期待できます。


ラブレ菌を腸内に定住させるためには、毎日摂取する必要があります。
カブのお漬物を大量に食べるわけにもいきませんから、そういう時はラブレ菌を含むヨーグルトやサプリメントを利用すると良いでしょう。


◎ラブレ菌配合サプリメント:乳酸菌1000億、ラクトフェリン+ラブレなど



5.目的意識をはっきりさせよう

乳酸菌サプリメントを摂取する目的はなんでしょう。
便秘解消、花粉症対策、アレルギー対策などそれぞれかもしれません。


しかし、それらの症状の改善に一番大切なことは、「腸内環境を整えること」ですよね。
整った腸内には、善玉菌がたくさん住みついています。


実は、善玉菌は、サプリメントに配合されている乳酸菌の種類が多い方が良いとも限らないのです。ですから、乳酸菌の種類に惑わされることなく、善玉菌をしっかり増やして、住みよい環境にしてくれるものを選ぶようにしましょう。


症状の緩和より、さらにその上を、つまりは、あらゆる病気に負けない強い身体作りを目的にすることで、善玉菌を増やしながら定着させていけると言えるでしょう。



6.カンジタ治療に使用される乳酸菌製剤について

これまでの抗真菌剤や膣洗浄では完治が難しかったカンジタ治療ですが、PL乳酸菌の登場で、比較的短い期間で完治することも増えてきました。


治療効果の高さは、数多くいる女性患者にとっては朗報ですよね。
PL乳酸菌を腸内にしっかり常在させるためには、やはり、大量に摂取したほうがいいでしょう。


しかし、ここで大きな問題となるのが、PL乳酸菌の特性です。このPL乳酸菌は、植物性乳酸菌なのですが、体内の胃酸や消化液に弱く、生きたまま腸に届かせるのが非常に難しいのです。


ですから、こうした乳酸菌を大量に摂取するためには、特殊製法で加熱処理をさせる必要があります。そうすることで有効成分を維持したまま、生菌のように胃酸などに影響を受けることなく、腸にまで届くのです。

そこで、善玉菌の最高のごちそうとなって、体質改善の手助けになるのです。
生菌よりもアレルギー反応を起こしにくいと言われる点でも、今後は大きな期待のかけられる治療方法になるでしょう。


7.カンジタってどんな病気?

女性の膣内で炎症を起こしてしまう感染症の1種に「カンジタ」があります。
治りかけても、また再発するので、完治まで時間がかかってしまうことが多いようです。


カンジタは、本来女性の膣内に存在している常在菌ですが、この細菌の量が増えることで、ひどい炎症を起こして、同時に強いかゆみを伴うので、罹った人は、本当に辛い思いをするようです。
体が疲れていたり、ストレスが溜まったりといった状態の時になりやすいのは、免疫力が
落ちている証拠です。


病院では、カンジタに対する膣薬などを処方してくれますが、この効果も一時的なもので、体質の改善がきちんとされなければ、再発する確率はとっても高いようです。